夏のさかな

タチウオ
 京都府に夏の訪れを告げる魚の一つにタチウオがあります。全身銀白色で覆われたその姿形は、海中から釣り上げられた瞬間、太陽に反射しキラキラと光り輝き、大変美しく目を奪われるほどです。ここでは、今が旬で脂ののったタチウオ料理をご紹介致します。

タチウオのくぎ煮

《材料》
4人前
・タチウオ1kg ・砂糖280g ・しょうゆ1カップ 
・酒50cc ・本みりん150cc ・水あめ小さじ1
・土しょうが50g ・いりごま少々

【作り方】
タチウオを三枚おろしにし、5cm間隔で切る。
①はざるに入れて水を通し、よく水気をきっておく。
土しょうがをおろしてしょうゆ、砂糖、酒、本みりん、水あめと一緒に鍋に入れて沸騰させる。
③が沸騰したところへタチウオを入れ、だんごにならないよう素早くからませる。
アルミホイルに数か所穴をあけ落しふたにし、煮汁がなくなる前にふたをとり、火から下ろし、いりごまをかける。



タチウオのホイル焼き

《材料》
・タチウオの切り身4切れ ・玉ねぎ1個 ・ピーマン1個 ・トマト1個 ・塩少々 ・こしょう少々 ・バター ・小麦粉

【作り方】
タチウオの切り身4切れは塩、こしょうで下味をつけ小麦粉を薄くまぶし、バターで両面を焼く。
トマトは皮と種を除き1cm角に切り、玉ねぎ、ピーマンはみじん切りにする。
アルミハクの中央にバターを塗って②の半量を敷き、タチウオをのせる。上に②の残りをかけ塩を少量ふりしっかり包む。
250~300度のオーブンで約10分焼く。
*チーズをのせてもおいしいです。