どうやって魚をとるの?

 魚をとる方法はたくさんありますが、大きく分けると沖合漁業と沿岸漁業に分けられます。
 沖合漁業というのは主に10トン以上の大型漁船により沖合(水深が約120㍍より深いところ)で行われる漁業で、京都府では、底曳網漁業が行われています。また、沿岸漁業とは主に10トン未満の小型漁船で沿岸域(水深が約120㍍より浅いところ)で行われる漁業で、京都府では、定置網漁業釣り漁業刺網漁業養殖漁業 などが行われています。

京都府で行われている主な漁法



どうして京都では定置網が盛んなの?

 京都の海には、魚が集まる良い場所がたくさんあり、定置網を行うのに良い条件が整っているからです。
良い条件とは?
由良川から栄養をたくさん含んだ水が若狭湾に流れこみ、その栄養を求めて小さな魚たちが京都の海に集まってきます。そして、その小さな魚たちをエサとする大きな魚たちが集まってきます。 
・魚の好む魚の通り道(等深線)が京都府の沿岸域にはたくさんあり、また岸から近いところにこの通り道があります
  また、定置網はほとんどの地区で一年中行うことができ、一年を通じて安定した収入を得られるということも定置網漁業が多く行われている理由の一つでもあります




 
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